RAYSPRINT レイスプリント 1シーズン使ってみました。

　今回は、初めてスパイクのレビュー記事を書いていきたいと思います。

記念すべき第一回のレビューは

RAYSPRINT　(レイスプリント)　についてです。

上がレイスプリントの初代、下がレイスプリント２です。

今シーズンの短距離種目はほぼレイスプリント２で走りました。

レイスプリントの基本情報

レイスプリントは、アシックスの100m,200m用のスパイクです。
とても軽く、ピンの本数を減らしタータンでのピンの抜けの抵抗を減らした、ピッチ走法向けのスパイクです。
傾斜が高めでつま先接地(フォアフット)走法がしやすくなっています。
アシックスのストライド走法向けスパイクのＳＰジャパンの対極に位置するピッチ走法を追求したスパイクであると思います。

片足ごとに固定ピン4本、取り換え可能なピンが3本となっています。

今シーズン使用してみて

私は混成競技をしています。

最初にレイスプリントを購入したきっかけは、100m専用のスパイクがほしいと思ったことです。今までは100ｍと400ｍをどちらもサイバーブレードで走っていましたが、100ｍはもう少し上級者向けのスパイクが履いてみたいと思い、最寄りの陸上専門店で購入しました。

実際に競技場でレイスプリントを履いてみると、まず軽さに驚きました。今までよりもスパイクを履いている感覚がなくなった気がします。購入してすぐの大会では100mで自己ベストがでました。そんなわけでレイスプリントにとても満足していたのですが、同時にこのスパイクで400mを走ってみたいと思ってしまいました。本当であれば対応していないスパイクで400ｍを走るのは良くないことだと思いますが、予選だけならとレイスプリントで400mを走ってみました。驚くほど走りやすかったのです…結局今シーズンは100mも400mもレイスプリントで走ってしまいました。

基本的に、対応していない距離での使用は控えたほうがいいと思いますが、完全なピッチ走法の私にとってレイスプリントはこのスパイク以外では短距離を走れないと思ってしまうほどのスパイクでした。

400mについてばかり書いてしまいましたが、当然100m、200mではピッチ走法の選手の力を最大限に引き出してくれると思います。

気を付けたほうがいいこと

絶賛したレイスプリントですが、一つだけ気になる点があります。
それはプレートの外側の一部が飛び出ていることです↓見えずらいかもしれませんがasicsのロゴが彫ってあるところです。

足を支えるために必要なでっぱりなのかもしてませんが、足の横幅が広い私の場合このでっぱりがこすれて足の側面にまめができてしまいました。
レイスプリントを購入するときは、なるべく店頭で一度履きサイズの合ったものを購入することをお勧めします。



今回の記事はレイスプリントを勧めるような記事になってしまいましたが、足の形や走り方などは人それぞれです。私のレビューがスパイクを選ぶときの参考に少しでもなったら幸いです。

同じアシックスのスパイクではサイバーブレードもおすすめです。
紹介記事を書いているので、是非読んでください。
https://nugyriku.blogspot.com/2017/12/cyberblade-2.html

また正しいスパイクのサイズ選びについても書いています。
https://nugyriku.blogspot.com/2018/01/blog-post.html